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TOP > お知らせ・更新情報 > AMR対策臨床セミナー ~入院患者における抗菌薬適正使用~
薬剤耐性(AMR)対策は、前アクションプランに引き続き「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027)」が発表され、さまざまな取り組みが進められています。抗菌薬適正使用の推進は、薬剤耐性対策の基本であり、全ての医療機関を対象に取り組みが行われてきました。「かぜに抗菌薬は効かない」と啓発活動が進められたことで、かぜをはじめとした急性気道感染症に対して抗菌薬が処方される頻度は低下しつつあり、適正使用の意識は向上してきていると考えられます。
入院診療では、外来診療と比較してより複雑な病態が想定されます。そのため、入院患者に対して適切に抗微生物薬を使用するための考え方を理解することは非常に重要です。また医療施設は、薬剤耐性の発生やその伝播に重要な役割を果たしていることから、薬剤耐性対策の観点でも、抗菌薬適正使用の考え方を学ぶことは不可欠であると考えられます。
本セミナーでは、入院患者における抗菌薬適正使用について、専門の先生方によるレクチャーを行います。医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師など、抗菌薬適正使用に関心のあるすべての医療従事者が対象ですので、ぜひご参加ください。
開催概要
セミナー名:AMR対策臨床セミナー ~入院患者における抗菌薬適正使用~
日 時:2025年10⽉15⽇(水)19:00~20:30
形 式:Zoomにてオンライン配信
※本セミナーは後日、当センターeラーニングサイトで視聴可能です。
人 数:500名(先着順)
取得可能単位(申請予定):
・ICD制度協議会の推薦するその他の講習会、教育企画2点(更新用ICD認定者のみ)
・日本医師会生涯教育制度CC28, CC8各0.5単位
申込
下記URLよりフォームにご記入の上、お申込みください
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_QXo4CUttQfuMI8bBO3EbcQ
※申し込み締め切り 2025年10月13日(月)
講演プログラム
講演1 19:05-19:45
「入院患者の感染症診断のプロセス」
谷崎隆太郎(市立伊勢総合病院総合診療教育研究センター長)
講演2 19:45-20:25
「入院患者の感染症治療マネジメント」
篠原浩(京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学 京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部 助教)
セミナー概要(PDF)
お問い合わせ
国立健康危機管理研究機構 AMR臨床リファレンスセンター